2017年02月04日

木の家づくりに励む建築士のブログ・・・タイトル変更のお知らせ

いつも「木の家づくりに励む建築士のブログ」をお読みいただきありがとうございます。
今回、ブログタイトルを、変更させていただきます。

新しいタイトルは、「木の家づくりに励む建築士のブログ(青木設計の家づくり)」です。

これまで、日常の趣味嗜好の話題も含め、建築士として、
スキルアップに関わることや、建築業界のこと、
何かお役に立つ情報であればと、お伝えしてまいりました。

家づくりの業界の中では、いろんな業態でたくさんの設計事務所が関わっています。
私も、信頼できる設計監理がご提供できる設計事務所の一つとして業務を続けております。

ただ、設計事務所が、どのような役割を果たしているのかは、
お施主さんを始め、一般の方々には、なかなか見え難い状況が続いているように感じます。

今後は、設計事務所としての業務、建築士としての果たすべき役割など、
より信頼の高い家づくりのための情報を、ご提供していきたいと思います。

また、日常の出来事も、これまで通り、お伝えしていければと思っております。

今後とも、よろしくお願いいたします。



追伸

2016年12月13日に開始いたしました「青木設計の家づくりブログ」は、今後閉鎖予定です。
こちらのブログで、その内容を発表させていただこうと思います。
投稿済みの記事は、順次こちらのブログに転載させていただきます。
既にお読みいただきました方には重複することになり、申し訳ありません。
posted by 青木正剛 at 17:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 家づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月02日

長期優良住宅で信頼性を高める

長期優良住宅は、耐震性・劣化対策・維持管理・省エネ性を高めた住宅です。
法律の中で、家の長寿命化を求めた、ある意味貴重な国の施策です。
公に高い性能を認められた住宅と言えます。

認定を取得するためには、申請が必要となります。
審査機関で技術審査を受け、適合証が発行されてから、
所管行政庁に申請し、審査を経てから、認定証を取得します。

認定を取得すると、税制優遇や地震保険の割引などが受けられます。
住宅融資のフラット35で、金利優遇のあるフラット35SAの利用も可能です。

家づくりに性能の高さを求めるには、公の評価が得られますし、
お施主さんにとって、メリットは大きいように思います。

工事費において、認定取得すると、掛かる基準が増えて、
工事費用が高くなるという印象があるかもしれませんが、
極端に工事費を押し上げるようなことはありません。
今の社会に流れの中では、やっておいた方が良い内容です。

耐震性の基準では、耐震等級2以上にすることが条件ですが、
等級3にグレードアップしておいた方が良いと思います。
私の場合、特に指定が無くても、耐震等級3で設計を行うようにいます。

性能を担保することができる長期優良住宅ですが、
一つ気を付けないといけないこともあります。

長期優良住宅では、公の完了検査はありません。
審査機関も行政庁も、長期優良住宅の完了検査はありません。
申請者名(お施主さん)で、完了の報告を所管行政庁に提出するだけです。

実は、その時に、確認書という書類を合わせて提出します。
確認書は、監理者である建築士が、長期優良住宅のそれぞれの基準について、
認定書の内容通りに完了していることを確認しました、と報告する書類です。

ですので、建築士がちゃんと監理しているかどうかが、
建物の信頼性を左右することとなってしまうのです。

長期優良住宅で信頼性を高めるには、設計事務所の設計監理はお勧めです。
posted by 青木正剛 at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 家づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月31日

木塾2016第4講座

先週の土曜日は、木塾2016第4講座でした。
テーマは、「設計者として、経験と勘に頼らない木構造」
講師は、岐阜県立森林文化アカデミー准教授の小原勝彦先生です。

建築は、経験が大事な業界ではありますが、現代の建築は常に進化しています。
中でも、構造は、法規制の改正も含め、以前とは大きく変化してきています。
そんな状況の中、最近の頻発する大地震の被災状況の報告も含め、
木構造全般を、法規制や事件結果を踏まえ、
構造検討と計算根拠の大切さを、解説していただきました。

プロとして、どのような姿勢で、どのように対応していくべきかを、
今一度考えなおす、良い機会となりました。

熊本地震の被災状況の解説では、旧耐震の建物だけでなく、
新耐震の建物でも、大きな被害を受けた事例が、複数報告されました。
また、新しい建物の中では、同じエリアでありながら、
外見上はほぼ無被害という建物もありました。
そういう状況を見ると、設計者は何を成すべきかは、非常に大きな問題です。

地盤・基礎から始まり、耐力壁・床構面、
そして接合部やプレカット仕口の強度に至るまで、
先生の長年の研究と実験結果によるお話は、実務に直結しています。

複数回地震による建物性能の問題では、
「一般の方は、複数回の大地震に対して、損傷防止を求めている。」
という評価をされてみえました。
法律が、大地震に対して、損傷防止ではなく、
安全に避難できることを規定していることからすれば、
本来は、大きな課題となる内容です。

私も、最近は要望が無くても、基本的に耐震等級3で構造計画しています。
さらなる余力の確保のため、敷地環境や地盤状況を正確に把握し、
+αの構造計画をしていきたいと感じました。

また、先生が研究開発に携われてきた制震ダンパーが、
奇しくも、最近の大地震で、その効果を確認することできたそうです。
その話は、非常に興味深かったです。
制震ダンパーは、大規模な基礎が絡む免震構法とは違って、
施工的にも、費用的にも、利用しやすそうです。
設計内容の条件や状況によって、対応していければと思いました。
posted by 青木正剛 at 19:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 勉強会・見学会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする