2017年03月09日

基礎工事・・・コンクリートのスランプ試験

生コンクリートを現場に納入してもらうにあたっては、
事前に、基準強度とスランプを、プラントに指定しています。

そして、その生コンクリートの品質検査をするのが、スランプ試験です。

円錐形で高さ30CMのコーンに生コンを詰め、静かに垂直方向に引き抜きます。
すると、自重で頂部が垂れ下がることになりますが、その下がる長さがスランプです。
生コンが柔らかいほど、大きな数値になります。
スランプの数値は流動性(ワーカビリティー)を示すこととなります。

CIMG1199.JPG

CIMG1207.JPG

スランプ試験では、生コンクリートのスランプを試験し、
空気量、コンクリート温度、気温などを測定し、記録します。
さらにオプションになりますが、塩化物含有量の検査も合わせて行います。
コンクリート強度については、生コンの状態では、強度試験はできません。。
強度試験用のサンプルピースも、その場で取ります。
1セット3本で2セット取り、1週と4週で、強度試験をしてもらっています。

試験を担当するのは、プラントから派遣されたコンクリート技師さん。
スランプ試験の依頼をすれば、試験道具一式を持って、現場に来てくれます。
この試験自体を、第3者の検査機関に依頼さているケースも、稀にあります。

コンクリート打設に先だって、
コンクリート納入書がコンクリート配合計画書と合っているか確認し、
現場で生コン車1台目の生コンのサンプルを取りし、試験をします。
やるかやらないは、オプションで、有料の試験となります。

木造住宅の基礎コンクリートでは、JIS規格で指定していることもあり、
スランプ試験をやらない方が一般的ではありますが、
ベース時か立上り時のどちらか一回はスランプ試験を行うようにし、
品質を確認し、強度試験の結果データも残しておくようにすると良いと思います。
posted by 青木正剛 at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 家づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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