2016年09月19日

みえ木造塾2016第4講座とオプション企画

既に10日ほど経ってしまいましたが、
9月10日に、みえ木造塾2016第4講座がありました。
講師は野池政宏先生。
テーマは、「パッシブデザインの実践的解説」です。
省エネから地域型住宅を考えます。

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「冬暖かく夏涼しく自然光で明るく」
パッシブのベタな言い方です。

断熱・自然風利用・日射遮蔽・昼光利用・日射熱暖房。
地域立地に応じて、5つの要素の最適解を求めます。
それがパッシブデザインです。

無垢材・自然素材の家づくりを目指す者としては、
2020年の以降の省エネ義務化意向を見据えた、
本物のパッシブデザインを勉強していかねばと、改めて感じました。

第4講座の午前中は、オプション企画でした。
塾生から運営委員まで含め、有志18名が参加がしました。
3枚の実例写真を持ち寄って、発表と質疑応答です。

工務店・大工さん、建築士から材木屋さん、そして林業家まで、
木造住宅と木に関わる様々な方々が集まりました。

マニア度が高い勉強会ですので、さすが、みなさん語ります。
5分の発表と2分の持ち時間は、押しまくりで、途中から巻いて巻いてでした。

どなたの発表も質が高い。
実務の勉強としては、これ以上ない刺激です。

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今回、一番の印象敵だったのは、松坂市飯高町の叶林業さん。
女性の林業家というだけも、貴重だと思うのですが、
混合林や、カシなどの広葉樹の造林に取り組み、
三重県では珍しいアスナロに取り組んだりしてみえます。
アスナロは、能登のアテ材と言った方が、解り易いかもしれません。

オプション企画修了後、一位樫のサンプルを見せていただきました。
30年ほど前に、お父さんが自分の山に山植林されたとのこと。
商品化としては、これからだそうですが、魅力的な材になりそうです。

木の家の中に、どこかにちょっと広葉樹がある。
そういう使い方で、とっても色気のある家になります。
叶林業の木が、なんだか楽しみです。

杉・ヒノキは、当然良いのですが、
私としては、広葉樹やアテなどの針葉樹も、家づくりの色気として、
もっともっと広がればと良いなと思っています。

こういうオプション企画は、家づくりの可能性を考える大きな体験です。
家づくり、「自分はもっと頑張らねば。」と、強く感じた次第です。
posted by 青木正剛 at 21:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 勉強会・見学会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする