2012年05月22日

我が家にも薄型テレビ

地デジ化の盛り上がりも過去の話となった感がありますが、
先週、我が家にも、やっと薄型テレビが、入りました。

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最近ではちょっと小さめと言える26型の薄型テレビですが、うちには充分です。
旧型ですが、内蔵ハードディスクとブルーレイが付いています。
イオン熱田の家電売り場で、セール中の割引を利用して、5年保証付き39,800円でした。
ブルーレイの再生とダビングができて、
番組表が画面に自動で出てきて、2番組同時録画ができたり、
リモコンで左右の向きが変えられたりと、
なんとも便利です。

うちでは、世間で、地デジ化が盛り上がるさなか、
地デジチューナーなるものを購入し、
いつ買ったか覚えていない21型のブラウン管テレビを見続けておったのですが、
ここのところ、どうも、見難い状況となってきておりました。

最近は、横長の画面構成が多いのか、画面両側に出る縦書き文字は、全く見えず、
上下の横書き文字も両端が切れて、意味が判らない時が多くなっていました。
さすがに、どうにも見難く、「替えるしかないかな。」となった訳です。
薄型テレビとしては低価格だったですが、
うちとしては、家内と二人で、随分と悩んだあげくの決断でした。

これまでは、再生専用のDVDプレーヤーは見ることができましたが、
これまた、いつ買ったか判らないVHFのビデオデッキは、
テレビ番組の録画のできない状況となっておりました。
ですので、新しいテレビで、不便も一気に解消してしまいました。

少年時代をテレビっ子で過ごした私としては、なんだかうれしい気分です。

私が小学生の時、テレビは白黒からカラーに変わりました。
なんだか子供心に、わくわくしたのを覚えています。
そして、見ていた漫画(アニメ)が、
順番に白黒放送からカラー放送になった時でもありました。
エイトマン、スーパージェッター、宇宙少年ソラン、鉄腕アトム、
オバケのQ太郎、怪物くん、パーマン、魔法使いサリー、鉄人28号、・・・
今では記憶が薄れつつありますが、
もっともっと、たくさんの作品に夢中になっていたのが、懐かしいです。

と言っても、自由にテレビを見られた訳ではなく、
親に怒られない状況を見つけては、テレビに見入っていました。
口を開けたままのマヌケな表情だった様ですが、
本人は非常に高い集中力を発揮していたと自負しています。(余計な自負ですが)

テレビに限ったことではありませんが、
家電製品の、この40年ちょっとでの進化、たいしたものです。

それに引き換え、
うちでは、今、小学3年生の息子が、テレビっ子、真っ最中です。
夕食の時に、アニメを見ようものなら、1時間経っても食事が終わりません。
箸と茶碗を持ったまま、止まっています。
そして、テレビが新しくなって、
一つで何でも操作できるようになったリモコンを、手元で独占しようとします。
困ったもんです。

将来、息子は、やはり主張するのでしょうか。
「非常に高い集中力を発揮していた。」・・・、と。
posted by 青木正剛 at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月19日

夏場の節電と、家づくり

今年の夏の、名古屋を含む中電管内の節電目標が発表されました。
電力需要が高まる平日午後1〜4時を中心に、
空調の温度を上げたり、不要な照明の消灯など、昨年と同程度の節電を呼び掛ける、とのことです。
そうすることで、政府が設定した2010年夏比5%以上の節電目標を達成できるとの見通しです。

節電問題・省エネ問題は、
家づくりにおいては、建築計画上、大きく関わりのある問題です。

「家づくりは、夏を旨とすべし。」

「徒然草」から引用される言葉で、以前は建築界での格言のような言葉でした。
今、置かれている社会的状況の中で、
また、その意味合いの重要さが増して来ているように感じています。

高気密高断熱という言葉がもてはやされるようになってから、
住宅建築の業界では、省エネ問題は、どうも冬のエネルギーコスト削減が、中心になっていました。
それは、基本的には、エネルギーは絶えず利用している前提になっています。
当然、熱源モーターは、絶えず回っている状態です。
電気を使い続けているのに、いかに使用料を減らすかという、何とも都合の良い考え方です。

なぜ高気密高断熱か、という話の中では、
・一度経験した便利な生活は、手放せないでしょう。
・家中、温度差が無い住宅は、健康的です。
・電気を使わない生活なんて、ナンセンスでしょう。
・冬場の温度差で、脱衣室・浴室で亡くなる人が、交通事故で亡くなる人より多い。
・家中、温度差が無いのが健康的だ。
など、よく聞く話です。
そして、暑さ寒さに対して、我慢することは、タブーのように扱われてしまいます。

健康を害していたり、体が弱っている人は、無理をしてはいけません。
しかし、健康な人であれば、暑さ寒さに対して、我慢する感覚があっても良いように思います。
体は、環境に慣れる機能を持っています。
暑さ寒さを感じる前から、エネルギーを使って、暑さ寒さを感じることを避けていると、
人間の大事な機能まで放棄しているようで。

高気密化は、エネルギーをロスさせない近道かもしれません。
しかし、大判フィルムなどの気密層に断熱層が欠落する箇所が出れば、
即、結露の危険個所となります。
本来は、湿気を逃がすことを最優先にするべきではないかと考えます。
気密フィルムは、熱ロスを防げるかもしれませんが、熱ばかりか湿気や空気も通しません。
そういう室内環境が、本当に健康的なのでしょうか。
魔法瓶は、お湯や冷水用に使うべきで、生き物には向きません。
24時間換気扇の規制はありますが、それは、通り一遍の想定数量です。
空気が汚れる状況があれば、窓を開けて換気した方が良いです。
窓による自然換気は、機械換気に比べ、圧倒的な換気量となります。

大判フィルムなどを利用した気密住宅で、
緻密な配慮のもと、設計施工をされたものは別としても、
湿気を通せない気密層は、家や人に悪さをするリスクが大きいような気がしてなりません。

もう一度、基本に立ち返る必要があるのではないでしょうか。
断熱性能を上げながら、伝統の知恵を活かす家づくりを、です。
「何とか我慢できる範囲」・・・これ、非常に大切なことなのではないでしょうか。

夏は、風通しを良くする。
夏は、夏用のしつらえにして、涼しさを演出する。
無垢材や土壁・左官素材を多くして、蓄熱機能を高める。
無垢材や左官材など、できるだけ調湿機能の高い素材を利用する。
南面の吐き出し窓には、必ず軒庇を設けて、夏冬の陽射しの入りを調整する。
そして、空気漏れの少ない断熱性・蓄熱性の高い家づくりを行う。

家のつくりようで、エネルギーを使わなくても済む、我慢できる範囲を広げる。
そういう考え方が、これから、より必要とされるのではないでしょうか。

湿気が多く、寒暖の差が激しい、という日本の環境に合った家づくりが必要です。
名古屋を含む、温暖な断熱区分W地域では、
その地域の環境特性に合った家づくりを考えていかねばなりません。
posted by 青木正剛 at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 家づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月16日

木密地域

ちょっと前になりますが、テレビで木密地域のことが取り上げられていました。
「何だろう?」と思いながら見ていたら、
東京都が、木造住宅密集地域を指定し、都市の不燃化を図る計画とのこと。

木密地域は、木造住宅密集地域を略した言い方ようです。
ちょっと調べてみましたら、東京都では、木密地域不燃化10年プロジェクトが策定されており、
その中で、
「木密地域は、道路や公園等の都市基盤が不十分なことに加え、
老朽化した木造建築物が多いことなどから、地球危険度が高く、
首都直下地震による東京の被害想定においても、
地震火災などの大きな被害が想定されている。」
と、記載されています。

大地震への備えが叫ばれる中、
都市災害の被害を最小現に抑える取り組みは、大切なことです。

しかし、テレビの報道を見ていると、
木造住宅に対して、偏った認識を持っているように思えてなりませんでした。
アナウンサーやコメンテーターの方々が、
「お金がある方は良いけど、普通の人は、なかなか木造以外の家は無理だよね。」
という会話をされていました。
木造は安普請で、性能が低い建物とでも言わんばかりです。

密集化や、道路や公園等の整備は、都市計画上の問題です。
老朽化は、木造以外でも当然あります。
老朽化した建物の危険性は、鉄骨造やRC造でもあるわけです。

木密地域の問題を、何もかも木造住宅に責任があるかのような会話をされていました。

木造は、確かに防火性が高いとは言えないかもしれません。
しかし、防火や耐火のことを、的確に認識されているのでしょうか。
防火は、非難のための、延焼に持ちこたえる時間で決められています。
耐火は、構造体が火炎にたいして構造力を維持できる時間で決められています。
燃えないとか、火事を起こさない建物という訳ではありません。
開口部がある限り、何造の建物でも延焼は起こり得ます。

また、建築材料は、それぞれ長所短所があります。
環境不可の少ない循環型・持続型の素材という点では、木材は最も優れています。
木材は、構造材や仕上げ材になり、最後は、燃料にもなります。
そして、自然素材としての心地良さは、多くの人が認めるところです。

都市としての要求、街としての要求、そして、どのような家に住みたいのか。
環境問題・資源問題などが、永遠に関わってきます。
適材適所で、複合的な見地が必要とされるのではないでしょうか。

法規制をする方々や、報道に携わる方々には、
短絡的に陥らない評価・判断・認識を大切にしていただきたい。
切にお願いするところです。
posted by 青木正剛 at 20:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 家づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする